フォトグラファー
石賀 美紀子ブログ

目に見えないもの。

2021.01

いつもご覧頂きありがとうございます。

今年は少しずつブログも更新していくことが目標の一つの石賀ことミッキーです。

 

新な年を迎えた1月。二度目の緊急事態宣言もあり、日々日常が変化して行ってますね。

そんな中、Giveseedには変化が起こり始めております。

『家族写真』を撮影されるお客様が増え始めました。誕生日や記念日と合わせての撮影もですが、

増えたのは『今しかないと思った』『今、撮らないと後悔しそうで・・』というお声がとても増えました。

そして、事前予約が基本的なGiveseedですが、当日、急遽連絡があり『今からお願いできませんか?』と

いった問い合わせもちらほら。もちろん、空いていれば当日ご予約でもしっかり対応しております。

みんな『目には見えないもの』と日々戦いながら、だからこそ『目には見えないもの』を敏感に感じる感度

も上がっているような気がします。写真にはそこに映る人や場所、物などから見る人の心の状況で

色んなものが映し出されると私は思うのです。

 

先日のことです。

以前、うちの代表大塚が写真展を開催した際に使用した幾つものパネル写真を風通しも兼ねて広げました。

その中に一組のご家族の結婚式の写真がありました。

それを見て、あ。と思わず声が出ました。そこには、幸せいっぱいに包まれた新郎新婦と両家のご家族が

あったのですが、実は昨年にお父様が他界なさったご家族だったのです。

満面の笑みで娘の結婚を喜ぶお父様の姿が沢山ありました。

「これ、わたしたちが持っとくべき写真じゃないよね」と伝えると、「うん。そう思う」と答えた大塚。

そのご家族の写っているパネル写真を丁寧に一つの箱に納めました。

『お届けしよう』私たちはそう思ったのです。

ご逝去なさった際も、あの時素敵な写真を沢山撮ってもらってて良かったです。ありがとうございました。

とメッセージを下さったご家族。きっと、この写真は何度も、何度も見返しているに違いないと思うと、

このパネルたちはご家族の元にお届けするのが一番いいと迷いなく思ったのでした。

悲しみは拭い去れないけれど、この写真は家族の支えとなるはず。

 

改めて、家族写真の価値と必要性を感じた出来事でした。

冒頭でもお伝えした、家族写真を今しかないと思い、撮影に来られる方もきっと色んな

『目にはみえないもの』を感じ、その心を大切にしたいと思っていらっしゃるのだと思います。

 

Giveseedは幸せの種まきです。

常に心が通い、温かくなり、一枚の写真がもたらすものを一人でも多くの方に知って欲しいと思うこの頃でした。