フォトグラファー
石賀 美紀子ブログ

母と娘の20年間。

2022.02

もう3月になろうとしていますが・・

2022年 成人を迎えた皆様おめでとうございます。

私の周りでも友人の娘さんが二十歳を迎えました。

彼女と出会ったのはまだ中学生の頃。ちょうど思春期もありお母さんとは

子育てについてよく話をしていたのを思い出します。

そんな彼女の成人式。この日を迎えるまでお母さんと沢山話をしました。

母一人で育てていく決断をした日のこと。自分自身に不甲斐なさを感じた日のこと。

それはとてもひと言では表せない人生の軌跡でした。

高校卒業の際も、記念撮影をさせてもらいましたがその時から次は成人式だね!

と楽しみにしておられました。

 

打ち合わせで流れた大粒の涙

撮影前の打ち合わせの際、打ち合わせというよりは二人の親子が歩んできた人生を

振り返ってもらいながら沢山話をしました。その中で、彼女の心に触れたとき、

大粒の涙が溢れました。それを見てお母さんも涙。

親子だから面と向かって話せることと、話せないことってあるでしょ。

第三者から伝わる言葉って素直に受け入れられたりするんですよね。

そこを私というフィルターを通して、お互いが想いを知る時間であって欲しいと思うから

お母さんはこう思ってきたんだよ。彼女はこう思ってきたんだよ。と繋げます。

その日の夜、お母さんからは長文のありがとうのメッセージをもらいました。

 

着物を見て浮かんだ場所

振袖の写真を見せてもらった時、一番に浮かんだ場所がありました。

この着物なら絶対ここがいい! カッコ良く行こう!と。

鳥取県湯梨浜町にある、国内最大級の中国庭園 「燕趙園」です。

近年ではコスプレーヤーにも人気で、県内外から沢山の方が訪れる観光名所です。

鳥取県燕趙園

彼女の可愛らしさと華やかな薔薇の模様。ここで撮影して大正解でした。

 

二十歳の顔

振袖姿の女性

撮影するにあたり、彼女に伝えたのは無理に笑おうとしなくていい。でした。

笑顔の写真はもちろん素敵だけど、笑わなければ記念写真ではないのかと言ったら

そうじゃないですからね。彼女の中に見え隠れする大人の女性も残したかったのです。

それはお母さんも同じでした。

彼女が自分を気にせずに楽しめるようにと、撮影中は少し離れた場所から

見守っておられました。愛ですね。

そんな母の元に、駆け寄る彼女の姿を見て、

きっと、幼少期はこんな感じだったんだろうな・・と想像しながらシャッターを切りました。

 

今の自分達らしく

スタジオではこんな写真も撮りました。

ナースを目指し奮闘する彼女と、インストラクターをしているお母さん。

いつもの二人の姿です。二人ともいい表情ですよね♪

母一人、子一人。

ここまで歩んできた人生は、きっと色々あったと思います。

その色々があったからこそ、今が素晴らしいと思える。

この二十歳という節目は二人の人生にとって感慨深い時間だったと思います。

二十歳の記念は、親にとっては子育て修了式です。あとは見守り役。

将来、立派なナースになって活躍している姿を見るのが楽しみです♪

成人おめでとうございます!