2020年。
誰しもが忘れられない1年だったのではないでしょうか。
当たり前が当たり前ではなくなった2020年。こんなにも普段の生活が一変したのは初めてでした。
その反面、大切なもの、大切な人、大切な時間、日常で忘れかけていた多くのことを思いださせてくれた1年でもありました。
そんな世情もあってなのか、Giveseedへの撮影依頼も例年とは違った傾向がありました。
それは、お問合せの際にお客様から頂くメッセージがとても深いメッセージが多くなったのです。
「生涯大切にする写真を残したい」 「何年経っても見続けるアルバムが欲しい」
こんな言葉と共に、撮影のきっかけをメールで伝えてくださるお客様が多かったのがとても印象に残っています。
と同時に写真の価値と必要性を改めて感じさせて頂いた一年でした。
2020年が教えてくれたのは、人の心の在り方だったのかも知れません。
2021年は様々な変化の1年となるように思います。
その変化を大切に感じながら、写真を通して皆様の人生がより豊かに感じられるよう、
その時の感情や環境、音や匂いや温もりもその一枚にのせてお届けできるように心を込めて撮影していきたいと思います。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
Giveseed 大塚健一朗・石賀美紀子