フォトグラファー
大塚 健一朗ブログ

【2024IPC 世界BEST8受賞!】🏆

2024.04

世界ベスト8に選ばれました!

【作品名 : the vow of two people 二人の誓い】

 

2024年1月。

アメリカで行われた世界最大規模全米写真家団体 PPA

(アメリカプロフェッショナルフォトグラファー協会)主催

2024IPC(インターナショナルフォトコンペ)ウエディングフォト部門で

いつもながらですが、今回も撮影にたずさわってくださった皆様と

一緒に撮影同行し現場を盛り上げて頂いたご家族に心から感謝申し上げます。

そして、何よりも私を信じて、撮影依頼をしてくださったお2人に

感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。

 

今回の挑戦はいつもと違った!!

 

今回、IPCへの挑戦は3度目でした。

▷過去 1回目の挑戦

▷過去 2回目の挑戦

今年から審査方法が変更されたこともあり、昨年と違ったドキドキ感がありました。

今までは、各作品の評価得点数で、入賞・最優秀賞など決まっていましたが、

今年より一次審査は各作品の評価高得点作品からファイナリストとして

32作品が選出され、最終審査はトーナメント方式での勝ち抜き戦で順位決定と

変更になったのです。

1対1の戦い・・・まさに、写真のオリンピックでした。

深夜のオンライン配信でドキドキしながら結果を待ちました。

▶トーナメント状況はこちら

32作品。アート性、ストーリー性など、人種や国を超えどれも素晴らしい作品ばかりでした。

勝ち負けでは表現できない次元であり、その空間に自分の作品があることに感動もしました。

結果、「世界ベスト8」という素晴らしい称号を頂き心から嬉しく思っております。

 

世界に挑んだ撮影

 

兵庫県と鳥取県の県境にある標高1309m「扇ノ山」。

今回の撮影はそこで夕日を狙い、2023年7月に撮影したものです。

 

地元鳥取の大好きな大自然で大好きな彼と家族と思い出の写真を残したい。

と話してくださった新婦さん。色んな話をしながら打合せを進めていると、

 

「私たちの写真も、世界コンテストで選ばれたら嬉しいなぁ。
一生の思い出が宝物になるなぁ・・でも
、普通の私達なんて無理ですよね」

 

とぼそっとつぶやかれたのです。

実は、新婦さんは成人撮影の時からのお客様で、彼女の性格も私は知っていました。

周りの人を優先する優しさのあまり、自分の想いは言わない性格だったです。

そんな彼女が呟いたことに、私はこれはやるしかないな!と思ったのです。

世界コンテストに挑戦する気持ちで撮影に挑みました。

 

撮影日は晴天!

午前中は仁風閣での撮影でした。

 

続いては鳥取砂丘。観光客の方からも祝福の言葉を頂きながらの撮影でした。

 

続いて、扇ノ山へ移動です。

撮影ポイントは、迷路のように入り組んだ細い道の先にあります。

カメラマン仲間が教えてくれた絶景スポットで、

撮影以外でも時々訪れる大塚もお気に入りの場所です。

道中は、外灯もない獣道のような道路を行くのですが、

ご家族の皆さんもロケ車に続き同行してくださいました。

そして、家族みんなに飛ばしてもらったシャボン玉で撮影しました。

 

夕日をバックに壮大な大自然の中撮影。

マジックアワーを横目で見ながら。

最後は、大好きな天の川と一緒に撮影で締めくくりました。

どんどん様変わりしていく景色もこの大自然ならではの醍醐味ですね。

 

撮影後、

「結婚式は挙げていないけど、家族と一日中一緒に居て写真を撮ったり、

おしゃべりしたりとってもいい思い出になりました。

まだ写真が出来上がっていないけど今の時点で大満足です!ありがとうございました」

と二人の満面の笑顔が見れて嬉しかったのを思い出します。

 

新婦さんの呟きがあったから、挑戦でき、夢の応援が出来たことを嬉しく思います。

 

様々なコンテストにチャレンジし続けてますが、

こうして受賞させていただくで、ご協力頂いている皆様や地域へ少しでも

恩返しできればと思っています。

 

そして、世界への挑戦にはもう一つの理由があります。

自分の可能性への挑戦です。

 

日本一人口が少ない鳥取県。環境のせいにせず、

出来ない理由よりも、どれだけ継続して挑戦できるかが大切だと思っています。

私はこれからも挑戦し続ける人でありたいと思っています。

私の撮影した写真が、世界中のどこかの、誰かの心に響き、

そして夢や希望の通過点になってくれる事をいつも願っています。

 

▶▶▶とても綺麗な夕日撮影の動画はこちら◀◀◀